暖かくも憂鬱な春の日々に、自身の人生を振り返るロックナンバー。
テトさん誕生日おめでとう。
そして僕は明日31歳になります。
重音テト誕生祭2026&マイライフ投稿祭3参加作品。
https://twipla.jp/events/707411
イラスト・動画:りんごパン様
https://x.com/ngpn_manami
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歌詞
燃えないゴミで捨てたのは宝物だった
多分そうだ、多分そうだ
心が空だから引きずり回した夢はボロボロになった
これはなんだ?これはなんだ?
何かもわからない真綿は強く握れば潰れてしまう
そんなことはとっくに分かってたはずなのに桜の花は綺麗なだけだ
音で着飾った僕に似てる
いつか春が来るとは言うが
僕の空の風は冷たいな不意に涙が出るのは花粉のせいだろう
きっとそうだ、きっとそうだ
僕のせいじゃない傘を差せば片手は塞がってしまう
大事なものはいくつも掴めはしないのに夜空の星は輝くだけだ
遠く見つめた僕に似てる
いつか朝が来るとは言うが
僕の空の月は輝くな偽物でもいいから君に決めた
潰れた真綿をこれ以上潰さないように素直に言えない本当の気持ちは
嘘から生まれた君に託そう
いつか雨が上がった後で
僕の空に虹がかかるといいな君の歌が空に響くといいなあ
作品解説
4月1日は、志無の活動を最初期から支える重音テトの誕生日です。
テトをボーカルにした曲は自分自身の経験や感情を代弁したようなものが多く、苦楽を共に乗り越えてきた相棒のような存在です。
そしてその次の日が志無の誕生日であり、今年はテトの設定上の年齢である31歳となります。
この曲は、「大切だったものをぞんざいに扱ってしまい、その大切さに気づいたのは無くした後だったという後悔を抱えながらも、いつか来る春や夜明けを歌に乗せて待つ」というようなテーマです。
同い年となるテトに向けて「これからもよろしく」的なことも歌詞に入れ込みました。
春は穏やかで暖かく、新生活に胸を弾ませるような明るい季節のイメージがありますが、実際は寒暖差が大きかったり、雨が降ったり、環境が変わることへの不安や、逆に何も変われないことへの不安など、不安定で憂鬱な要素も入り混じった季節でもあると感じます。
そんな季節をイメージした明るい曲調と後ろ向きな歌詞を書きつつも、バッドエンドで終わらないような塩梅を目指しています。
「花散らしの雨が上がった後の少し寂しげで爽やかな青空」といった感じでしょうか。
散ってしまった桜の花を惜しみつつも、これからの季節を待ち望むような曲になればと思います。
